最近は職人と呼ばれる職業が不足しています。原因は、いわゆる3K「きつい・汚い・危険」が共通意識として浸透しているからになります。特に建築関係には顕著に表れています。例えば左官職人などです。インターネットなどによる情報の普及速度の増加により偏った情報が広まってしまい職人なることに二の足を踏んでしまっています。
また最近の傾向では、仕事を選びすぎる傾向にあり理想の仕事に就くまでは就職しないまたはフリーターで過ごすなどいわゆる就職浪人もあり一部の職業への偏りが見られます。しかし実際にその理想の職業に就ける人は一握りでありたいていの人は違う職業につきます。その中で改めて就職先を考える中でハローワークの職業訓練を使う人は多くなっています。そこで職業訓練のカリキュラムを行うことで自分の適性について改めて考えることで新たな就職先を見つけることができます。その中に左官職人などのいわゆる職人という選択肢がでてくることは不思議ではありません。
職人という職業は伝統的で閉鎖的な印象があり、閉塞的な空間になっていますが、昔は飛び込んでくる人も多くわざわざ呼び込む必要もなく継続することができました。しかし昨今の職人の後人手不足による後継者不足など人に関する問題はどこの業界でも共通事項ですが職人は特に顕著になっています。今までと同じでは通じないことを理解しつつ変わっていかなければいけません。